二次性(腎性)副甲状腺機能亢進症
慢性腎不全により血液透析や腹膜透析を行っている患者さんに発症します。
すべての副甲状腺が腫大し、骨粗鬆症(線維性骨炎)をきたしたりします。
手術が必要となる場合も
内服薬によるコントロールが、副作用や効果不十分である場合は、副甲状腺全摘(+前腕自家移植)が考慮されます。
膝痛などの関節症状は、手術により速やかに改善することが期待されます。
透析というリスクがある上での全身麻酔手術であり、経験豊富な外科医の手術というだけでなく、総合病院など設備・体制の整った施設での手術が必要です。